このブログは長らく放置気味だったが

久しぶりに「読んでるよ」とコメントを

頂いたので、今回はとあるキャバ嬢との

体験談を書こう。


私が過去に辞めた子も合わせて

キャバ嬢と付き合ったのは3人。

付き合った感想はどれも良い結末を

迎えていないので、良いとは言えず

このうちの2人はとにかく、自己中で

わがままだった。

ただ、唯一心に刻まれた嬢が一人居る。

今回はその彼女との話をしよう。


【2005年春頃】
それまで私はキャバクラに行ったのは

ほんの数える程度で、この時も

知り合いに誘われて2人で

飲みに行った。

知り合いはいつも指名している

Aちゃんを指名し、私は

フリーで入店。


居酒屋で飲んだ酒が回っていたのか

久しぶりのキャバクラだったからなのか

少しドキドキしていた。


しばらくして・・・


「はじめまして~」


そう言って私の横に付いたのは

ゆみ(仮名)。

年齢は20代前半で、身長は

推定165センチのスレンダーな

体型。


真っ白なドレスで着飾った

彼女の見た目は当時人気だった

サトエリ似の美人。

はっきり言って当時の私には

ドストライクである。


調子に乗った私は開始10分足らずで

場内指名。

笑った時のえくぼと八重歯が

可愛くて、ついついシャンパンまで

入れてしまった。


この時の会話はあまり覚えては

いないが、連絡先を交換して

2~3時間くらいで退店。



するとその日の夜中3時頃


「今日はありがとう」


みたいなお礼のメールがきたので

またまた舞い上がって、


「いやいやこちらこそ」
「まじでかわいかったわ」



こんな感じの如何にもカモ客な

内容のメールを返信。


普通はこの後、また店に行って

飲んで→営業メール・・・

この繰り返しなのだが

この時は違った。


結局店にはこの一度しか

行っていないのだが

彼女がパチスロ好きで

私がパチスロに詳しいということで

わからないことがあると

メールでちょくちょく

聞いてくるようになった。


彼女は仕事前も休みの日も

打ちに行くくらいパチスロに

ハマっており、気が付けば

今日の勝ち負けを私に電話で

報告するようになっていた。


その間、営業メールは

一切こないのである。


そんなある日、彼女・・・

ゆみが閉店まで打っている

ということで、迎えに行くことに

なった。

3か月振りくらいの再会である。


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相変わらずかわいい・・・

というよりも私服姿を見たのが

初めてで、かなり舞い上がっていた。
※どんな格好だったかまでは
覚えていない。



で、見ると大量の特殊景品を手にし

大勝利したようである。


そして、そのまま彼女の家の近くの

駐車場に車を停めて、歩いて行ける

焼肉屋へ。


そこでパチスロについて話したり

客の愚痴を聞いたりした。

大量に飲んで食った後は

酔っていたというのもあるが

良い雰囲気だったので

彼女の家に泊まることに。


結局私達はそのまま付き合うことに

なった。

キャバ嬢と付き合う時など

案外こんなあっけないものである。


それからというもの、私は

ゆみの家に半同棲のような形で

転がり込むことになった。

一緒によくパチスロを打ちに行ったり

休みは温泉に行ったりと

仲は良かったのだが

何せ相手は現役のキャバ嬢で

レギュラー出勤。

帰りはいつも2~3時で

遅い時は明け方になることもあった。

それでも私は彼女をほぼ

毎日迎えに行ったり、彼女も体が弱く

眠いはずなのに、毎日

朝ご飯を作ってくれていた。


で、半同棲して1年近くが経った

翌年の3月頃。

用事があり、自分の家に一週間ほど

帰っていた時、突然、彼女からメールで


「別れたい」


そうメールが来た。

当然私は電話して理由を聞くが

言おうとしない。

何回聞いても、一向に

理由を言わない。


(どうせ男だろう・・・)


そう思った私は、直接会って話そう

と提案するが、頑なに会うことを

拒否される。

このやり取りが数日続いた。


結局、電話では彼女は泣いてばかりで

話は進まず、最後はメールで


「ごめんなさい」


そう一言だけだった。

私はついにイライラが頂点に達して

携帯から彼女の連絡先を全て消去。


結局それ以降、理由はもちろん

彼女に会うことは二度となかった。
※彼女の家に置いておいた荷物は
郵送で返された。



当時は考えても考えても

別れる理由がわからなかった。

喧嘩も一度もしたことがなく

趣味も笑いのツボも全く同じ。


たしかに私は元々客だったので

他の客を好きになったのか

それとも全く関係のない男を

好きになったのか。

などと完全に理由を男関係だと

決めつけていたのだ。


ただ、それから数年が経ち

私は行ってはいけないと

思いながらも、彼女が働いていた

店に、以前連れて行ってもらった

知り合いと行くことになった。


すると、知り合いが指名していたA嬢は


「ゆみちゃん、店辞めて
実家帰ったらしいよ」

「理由は・・・」


理由は店長から聞いたらしいが

最初はてっきり私も知っていたと

思ったらしい。

で、時期を聞くと、私と別れたすぐ

後である。


一つ言えることは、人には

決して言えない悩みがある。

そしてそれがもし命にかかわることならば

私が仮にその時、そのことに

気付いていたとしても

何もできなかっただろう。

何より後悔していることは

それに気付けずに

怒ってしまったこと。


そして、彼女が別れた理由を

最後まで言わなかったのは

私を大切に思っていたから

なのかもれしない。

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