キャバクラは従業員の女性が

客席に付いて客に対して接待を

行う飲食店のこと。

また、料金は時間制である。
※中には昼キャバやネットキャバクラという
ものも存在している。



さてこのキャバクラ・・・一体いつから

あるのか考えたことはあるだろうか?


キャバクラは風俗営業等取締法の改正後に

現れた業態で、1980年代半ばに

東京の新宿で「Cats」という店が

オープンしたことをきっかけにして

キャバクラが都内に

次々とオープンしていった。
※現在は都内だけでなく地方にも
キャバクラは点在している。



現在の風俗産業の市場規模は5兆円以上とも

言われているが、こうしてみると

キャバクラの歴史は意外と浅い。

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そもそも女性が客を接待する職業は

いつからあるのか?


これは江戸時代にまで遡る。

道端や社寺の境内で、湯茶などを供して

客を休息させていた茶屋のことを

「水茶屋」と言うが

この茶屋で働く「給仕」と呼ばれる

女性がキャバ嬢の元祖だろう。

給仕とは客のそばに控えて、飲食物を

出したりといった世話をする意味で

客の話相手もしていた。
※どちらかと言えば
現代のウエイターに近いが。



ただ当時、給仕には店の看板娘が

居たりもして、芸名を使っていた給仕も

存在していた。

中には浮世絵師によって一枚絵にまで

描かれた給仕も存在する。
※今で言うブロマイド


というわけで、女性による男性客への

接待業務は約300年にも及ぶ

長い歴史を誇っているのである。


江戸時代にもお気に入りの

給仕(キャバ嬢)を求めて

茶屋(キャバクラ)に通っていたカモが

いると思うと、いつの時代も

男は馬鹿だなあと、つくづく実感してしまう

私なのでありました。


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